なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか!?
なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか!?
今からちょうど1年前に、
この本の著者である日野田直彦氏のお話を直接聞く機会がありました。
まだ40代前半の若い校長先生で、
この本にもなんども出てくるキーワードの
「オープンマインド」で学校をアップデートするために
チャレンジし続けておられる様子に
深く共感していました。
特に毎日のように職員室にコーヒーとお菓子を持って行って
先生方との信頼関係を築いておられたというエピソードが
今でも心に残っています。
この本で特に興味深かった内容は以下のものでした。
受験対策も補習も補講も止めたこと
補習をしなければ生徒に力をつけられないのは、授業力がないことに等しいのです。
私は日本の学校でほぼ毎日7限まで授業があること自体も教育効果がないと考えますが、その後にさらに補習をするという慣習に、
学ぶことの辛さを教えるために行っているのかという疑いを抱いていました。
夕方には疲れ切って集中力が途切れている中で
生徒の面倒を見ていますよという保護者へのアピールのために
このような無意味なことをやる習慣に憤りを感じています。
この本を読み終えて、
ゼロベースで私も日野田氏とともに
チャレンジする勇気を持って
これからの時代に合った教育にアップデートしていきたいと
強く思っています。