「なぜヒトは学ぶのか」を読んで決めたこと
今週は、以下の本を読んで
「学ぶ」とは何かについて深く考えることができました。
私は現在教師をしていることから
中学1年生の生徒たちに「勉強」と「学習」の違いについて
話すことが多々あります。
勉強とは、言葉通り、勉めることを強いられること。
なにか苦しみを伴うイメージがあります。
一方、学習は内発的な動機付けにより自ら努力して知識を得ること。
楽しいイメージがあります。
しかし、この本を読んでから
「学習」の定義についてさらに深く掘り下げることができました。
学習とは、それまで持たなかった運動パターンや知識を新たにし、忘れずに持ち続け、必要な時にそれを使えるようにすること
現在の画一的な教育システムでは、
生徒たちは情報レベルで終わる授業を受けているため
実社会では役に立たないのが現状です。
私の現在の目標は、
EduTech × VR
教育の個別多様化を実現することです。
これまでの画一化された教育システムから
日本でもようやく生徒たちにこのような環境を
提供できるようになってきました。
あとは教師がいかにこれまでのやり方を手放して
時代に適した教育をアップデートできるかにかかっています。
この本を読んで、
この本を読んで、
今後も自分自身も、提供する教育もアップデートしていくことで、
生徒が様々な世の中の問題を他者と共同して解決できる
生徒が様々な世の中の問題を他者と共同して解決できる
仕掛けを作っていくことに決めました。
*補足
ところで、私は英語を教えているのですが
様々な要因により生徒の英語力に大きな差が見られます。
このような状況があると、
多くの保護者や教師は、指導者の力量不足だと考えます。
そしてまじめな教師ほど、自分の指導力不足に悩み
とにかく宿題や補習を増やして
自分も生徒も苦しくなる状況に追いやってしまっているように感じています。
この本では、世の中でタブーとされている
遺伝的な要素が学力差を引き起こす一つの要因になっているとの
仮説を立てています。
非常に興味深い視点ですので
この詳細を知りたい方はぜひこの本を読んでみてください。