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教育とライフスタイルをアップデート

「親切は脳に効く」を読みました

三日前に、中学1年生の生徒数名がお弁当を持ってきていなかったので
コンビニでおにぎりを買ってきて、一人に2つずつおにぎりを渡しました。
 
生徒たちがたいへん喜んでくれましたので
私もとてもうれしくなりました。
 
その二日後に、おにぎりをあげた生徒が
「この前はおにぎりをありがとうございました!」
と、満面の笑みを浮かべて元気な声で言ってくれました。
 
その時、私の心がジーンと熱くなってしまいました。
 
そして「ありがとう」という言葉の温かみを
中学1年生の生徒たちを通して気づかせてもらいました。
 
このように、自分がしたちょっとした親切は
相手を喜ばすだけではなく
自分自身の心を豊かにしてくれ
相手とのきずなを一気に深めてくれます。
 
さらに、生徒たちが私に「ありがとう」という言葉を通して
感謝の気持ちを表現してくれたことも親切であり、
この親切が私の幸福感を高めてくれたのです。
 
このような親切についての効果の原因を
科学的なアプローチを通してわかりやすく説明してくれた本に
出会いました。
 

 

親切は脳に効く

親切は脳に効く

 

 

親切には「5つの副作用」があります。
 
1.  親切は、幸せをもたらす
2.  親切は、心臓と血管を強くする
3.  親切は、老化を遅らせる
4.  親切は、人間関係をよくする
5.  親切は、伝染する
 
特に興味深かったところは、
2つ目の副作用のところでした。
「ありがとう!」は健康を守る魔法の言葉です。
つまり、感謝に心臓保護作用があるそうです。
 
先日、この本の内容について中学1年生の生徒たちに伝え
本当に親切にこれらの副作用があるのかを実験することにしたので
いっしょに実験に参加したい人がいるかと尋ねたところ
多くの生徒が手を挙げてくれました。
 
なので、本書の最後のところで紹介されている
「1週間の親切チャレンジ」
に、生徒たちや、気心知れた友人たちといっしょに取り組むことにします。
 
<1週間の親切チャレンジ>
ルール①  毎日ちがう親切をすること
ルール②  1回は、自分の安全地帯を出る努力をすること
ルール③  1回は、匿名で親切にすること
 
私が行う親切が、5つ目の副作用をもたらすこと、
つまり、子どもたちに伝染していけばいいなあと思っています♪