アルコールとどのように付き合えばいいのか?
以前、次のようなご質問をいただきました。
アルコールとどのように付き合えばいいですか?
まず、結論から言いますと
お酒は砂糖と同じ性質を持つ糖分です。
なので、砂糖であれ、お酒であれ、
体内に入ると糖として同じ反応が起こります。
つまり、お酒が体内に入ると
精製白砂糖と同じように吸収がかなりよいため酔ってしまいます。
また、砂糖と同じようにお酒を飲みすぎると
またすぐに飲みたくなるという常習性があります。
お酒は適量であれば気分転換になりますが、
飲みすぎると思い悩むことが多くなります。
なぜかと言うと、お酒は糖なので
甘いものの取りすぎは脾臓を弱めてしまい、
脾臓は、「思い」の臓器だからです。
また砂糖をとりすぎると体がゆるみ、
水はけが悪くなるのと同様に
お酒を飲みすぎるとむくみやすくなります。
では、お酒の量を減らしたりお酒をやめるには
どうすればいいのでしょうか?
「塩分の摂取量を控える」と「肉の摂取量を減らすこと」です!
お肉を食べすぎると体内がどんどん熱くなっていきます。
肉は「極陽性」の食べ物で熱くする性質があるからです。
熱くなりすぎた体はその熱を冷ましたいので
水分をたくさんとるようになります。
ビール、ワイン、日本酒などは水分で、
しかも常習性があるため、
お酒が飲める人は水よりもお酒に走ってしまうわけです。
お酒とうまく付き合う方法
1 まずは3日ほどお肉を控える
一時的にお肉をやめることで
水分をとりたいという欲求をコントロールして、
その後、お酒の量をコントロールする。
2 お酒のおつまみを工夫する
お酒の飲みすぎでむくんでいる場合は、
発汗と利尿作用のある辛味野菜
(大根、玉ねぎ、長ネギ、ニラ、にんにく、しょうがなど)をとって、
体内にたまっている糖分と水分を排泄します。
また、お酒の飲みすぎて弱っている腎臓と肝臓にいい塩辛いもの
(貝類、海藻類、みそ、しょうゆなど)や酸味のあるもの(酢など)もおすすめです。
お酒をやめると
・むくみが解消します
・気分のふさぎこみがなくなり、疲れにくくなります
(参考)