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教育とライフスタイルをアップデート

【英語】洋書を読むスキル

9年前に「フォトリーディング」というスキルを学んで依頼、
自分でも驚くほど本を読むスピードが速くなり、
本を読むのが大好きになりました。


フォトリーディングとは、
毎秒 1 ページを超えるスピードでページをめくり、
写真を撮るように本の情報を脳に送り込む速読術

です。

ところが、相変わらず洋書を読むスピードはかなり遅く
1冊の洋書を読み終えるのに数週間から数ヶ月もかかり、
1冊読むのに多大なエネルギーを消耗しておりました。


洋書についても日本語の本と同じようにスピーディーに楽しく読みたい、
洋書100冊をフォトリーディングするためのトレーニングを受けたいと思い
「洋書を読むためのフォトリーディング講座」を受講しました。


講師の沢田淳子先生はとても優しくエレガントな女性で、
非常に丁寧にご指導してくださいました。

英語学習の3つの柱


この柱は、英語に限らず、あらゆる学習に共通するものです。

3つの柱とは、
Mindset, Input, Output
です。


Mindset(マインドセットとは、
理想的な心の状態のことを言いますが、
目的を明確にすることと、
心も体もリラックスさせることが重要です。


目的に関しては、
なぜ英語を学ぶのかという長期的な目的を明確にすること
が大切です。

Input(インプット)とは、
森全体を見渡すこと、
つまり、潜在意識を使って、
大量の読書情報に触れることです。


Output(アウトプット)とは、
フォトリーで言う「活性化」のことです。


例えば、読んだ本の要点をマインドマップを描いて
まとめることなどを含みます。


私の場合、
本の要点をマインドマップで描いた後にブログで紹介したり、
人に本の内容について説明することでアウトプットの機会を増やしています。

最近は、MindMasterというマインドマップソフトを使って
楽しくブックレビューをしています。

英語に対して苦手意識を持っている人は
洋書を読むことがかなり苦痛かと思われます。


そこで、私のオススメは
辞書のPhotoReading Game」
です。


辞書をフォトリーディングし、
その後イメージゲームをします。


まずページをイメージ(例えば「5ページ」とイメージします)、
次に言葉をイメージ(上でイメージした5ページ目に、
どのような言葉があるのかをイメージします)、
それからそのページを開いて確かめます。


そのページで目に留まった単語をメモして、それを記憶する、
というステップになっています。


これを自宅で、1日に5個の単語を覚えるという形でやってみると、
語彙を楽しく増やすことができます。

洋書を読むときのポイント

・洋書を読む前に、著者がどういう人かを知るために、youtubeを見ること
 このような無料の映像を見ることで、著者に対してなじみ感が生まれます。


・Sombunall (= Some but not all)、
 つまり、まずは重要ないくらかの情報(肝となる情報)を得ること


・チャンキング(フレーズ読み or 意味を持つ文節)を意識して読むこと
 私の英語レッスンでは、
 毎回バラエティーに富んだチャンキングの練習をスピーディーに行っています。
 なので、生徒たちはいつもこのチャンキング練習をゲーム感覚で楽しんでいます。 

最後に、私が言語学習をする時の指針にしている
ハインリッヒ•シュリーマンの言葉をご紹介します。

私はあらゆる言語の習得を容易にする方法を発見した。

それは、非常に多くの多読をすること、決して翻訳しないこと、毎日1時間をあてること、興味ある対象について作文を書き、教師に訂正してもらったものを暗唱することである

まとめ

洋書を読むときのポイントは
Youtubeなどの映像を通してその本の著者になじむこと
・細かい内容にこだわらないで「肝となる情報」を得ること
・チャンキングを意識して読むこと