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【本】からだの力が目覚める食べ方

私は、6年前に、日々の食習慣を根本的に見直し始めました。


その食習慣を理論と実践でサポートしてくれた本が以下の小さな本でした。


この本では、究極の健康栄養学として5つの法則を提唱してくれています。


この本の著者である、マーヴィン•グロスマン自身も、
20数年前までは、彼のお父さんと同じように胃の激痛に悩まされていました。


彼のお父さんは、胃がんのため他界しました。


マーヴィンは、自分の胃の苦しみをなんとかなくそうと、研究に没頭しました。


その成果が、この本にまとめられています。


現代人の死因の第1位は、
動物性食品の過剰摂取とコレステロールが原因で起こる心臓病(心筋梗塞など)です。


この病を防ぐには、以下の法則を実践することが非常に大切だと考えます。

法則1 生命力のある水を摂取する

この目的は、「体の中をきれいにする」ということです。


私たちの体は、常に汚れをため込んでいます。


ですから、水を使うことでこの汚れを洗い落とす必要があります。


かっての私は、良質のミネラルウォーターを飲めばいいのだと、
単純に考えていました。


しかし、マーヴィンは、「植物に含まれている水」こそが、
体の中をきれいにすることができると強調しています。


「生命力のある水」は、新鮮やフルーツと野菜に豊富に含まれているのです。


大切なことは、体の中の汚れを洗い落とすという目標を持って、
食改善を行うことです。

法則2 たんぱく質食品と炭水化物を分けて食べる

たんぱく質食品(肉、魚、卵、牛乳•乳製品など)を分解するには、
酸性の消化液が必要です。


炭水化物食品(パン、ライス、パスタ、ポテトなど)を分解するには、
アルカリ性消化液が必要です。


これら両者を一緒に摂取すると、体内で中和します。


これが、腹痛につながっているそうです。


そう言えば、5年前までの私は、いつも食後に腹痛に悩まされていました。


当時は、まさにこれら両者を同時に、しかも大量に摂取していました。


このような状態を緩和するためには、
両方を別々に摂取するか、
あるいは、どちらか一方の量を少なめにするとよいでしょう。

法則3 朝食にはフルーツを食べる

フルーツは、人間にとって、唯一、胃の中で消化する必要のない食べ物です。


<フルーツの優れた特性>


1. 成分の約90%が「生命力のある水」である

2. 消化にほとんとエネルギーを必要としない

3. 体に必要な5代栄養素をすべて含んでいる


ここで、大切なことは、
胃の中に何もない状態の時に、新鮮なフルーツを食べることです。

私は現在、朝食時に、まずフルーツを食べることにしています。

法則4 肉食を避ける

たんぱく質アミノ酸から構成されています。


アミノ酸を摂取することが大切なのですが、
それは植物から摂取することができます。


バナナには人体に必要な良質たんぱく質がそのまま含まれています。


私は、かつて2ねんほどほとんど肉を食べない時期がありました。


しかし、肉を食べない方がいいのかどうかについては、
専門家の間で意見が分かれています。


ハーバード大学公衆衛生学部の研究では、
たっぷりの野菜と少しの肉を食べることが、
もっとも長生きできる方法だと結論づけています。


また、体温が極度に低いときは、
豚肉に体温を上げる即効性があります。


食べ物も薬です。

体調が悪いときは、体調がよくなるまで、
必要な食べ物を薬として食べると考えてみてはいかがでしょうか。


肉は陽性の食べ物なので、体温を一気に上げてくれます。

法則5 牛乳は飲まない

牛乳を飲むと、体質によっては呼吸器系に粘液がたまって、
呼吸がスムーズにできなくなる恐れがあるようです。


そう言えば、私は以前、牛乳が大好きで、毎日500mlは飲んでいました。


そのせいでしょうか、長年の間、呼吸するのが非常にしんどい状態が続いていました。


ところが、5年前から牛乳をまったく飲まなくなったところ、
穏やかな呼吸ができるようになったのです!


牛乳•乳製品を大量に摂取すると、骨から多くのカルシウムが失われます。


その理由は、動物性たんぱく質を多く含む牛乳•乳製品は強酸性であるため、
人体は弱アルカリ性を保つために骨のカルシウムを使って中和しようとするからです。


フルーツと野菜を十分摂取すれば、カルシウムは十分に補給できます。

体の力が目覚める食べ方(5つの法則)

法則1 生命力のある水を摂取する
法則2 たんぱく質食品と炭水化物を分けて食べる
法則3 朝食にはフルーツを食べる
法則4 肉食を避ける
法則5 牛乳は飲まない