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あなたは、肉を食べない方がいいのか?

以前、知り合いの男性から次の質問をいただきました。


「私は肉が大好きでいつも食べ過ぎてしまいます。
特に牛肉が大好きなのですが、肉を食べない方がいいですか?」


私は4年前までは、2年間ほど肉をほとんど食べていませんでした。


肉を食べなくなった最初の数ヶ月間は体がとても軽くなり、
肉を食べたいと思わなくなりました。


ところがその後、体力が急激に落ちてしまい、
私の望診のメンターに相談したところ、
しばらく豚肉を食べることを勧められびっくりしてしまいました!


それまで食について様々な視点から学んできて、
私はこれからも肉を食べない生き方をしようと決心していた
矢先のことだったからです。


体力が急激に落ちた理由は
陰性の食べ物ばかりを食べていたことで
低体温状態になっていた
からです。


体温を上げるためには
陽性の食べ物の中でも
特に豚肉
が有効だったようです。


実際、すぐに豚肉を食べたところ
2、3日で元気になったのです!!


私はこれまで肉は体によくないとの学説を学んできたのですが、
最近になり、肉を少し食べた方がいい人もいることを知りました。


それで、私自身の場合は
「肉を食べた方がいいのか、食べない方がいいのか」
を知りたくなりました。


そこで、自分の体を使った人体実験を行い
肉が私の体に及ぼす影響について考察してみました。


まずは、1ヶ月間肉をほぼ毎日食べる食生活をしていたところ、
体が疲れやすくなってしまいました。


実際、その当時はそれほど肉を食べたいとも思っていませんでした。


現在では、1週間に3回ほど肉を食べて、
後は、魚と野菜をたっぷり摂るようにしています。


このスタイルが私の体調に一番合っているようです。

「脂中毒―長生きしたければ、正しい肉を食べなさい―」(海竜社)
の著者である白澤卓二氏は、
「正しい肉」を食べることを勧めています。

「正しい肉」を選ぶポイント


1. 国産を選ぶこと。

海外からの輸入肉には、
ホルモン剤抗生物質、合成抗菌剤の含有率が高く、
これらの肉には発がんリスクがあることが指摘されています。


2. 100g当たりの値段が安い肉を選ばないこと。

安い肉には、安いなりの理由がちゃんとあります。
例えば、飼育のときに使われる餌や飼育方法は
人工的に作られたものが使われている可能性が大です。
良質の価格の高い肉を選ぶことになると、
頻繁に肉を食べるのを控えるようになりますね。
これが肉の食べ過ぎを防げる仕組みになります。


3. 生育環境のいいところで育った肉を選ぶこと。

生育環境が悪いところで育てられた動物は
人間と同じようにストレスを感じるようになり
肉質に良くない影響が出ることがわかっています。


4. 匂いがほとんどない、または好ましい香りのする肉を選ぶこと。

また、「50歳からは肉を食べ始めなさい」(フォレスト出版
の著者の藤田紘一郎氏は、
なぜ50歳から肉を食べた方がいいのかを、
非常に興味深い研究結果を紹介しながら、
とてもわかりやすく説明してくれています。


藤田氏によると、肉を食べる理由は、
「長寿のための体」を作るためだそうです。


食べ方として大切なのは、


・安全な環境で育てられた良質の肉をステーキという形で週に2回、
たっぷりの野菜と一緒に食べること

・食べ過ぎないこと

・炭水化物と一緒にお肉を食べないこと。

・甘いものを食べないこと

・女性の場合は、特に、納豆、豆腐、味噌などの大豆製品も十分に取ること。


要するに、腸内環境を乱さない食べ方を意識することが大切なのです。

最近、私が食生活で心がけていることは、
「食べなければならない」ではなく、
「食べたい」ものを適切な量だけ楽しく食べること
です。

まとめ

肉を食べた方がいいのか、食べない方がいいのかについては
その人が生まれ育った環境や体質、そのときの体調によります。
例えば、体温がかなりの低体温の人は
豚肉を食べることで体温が上がるという即効性があります。
大切なのは、頭で考えるのではなく
自分の体が本当に肉を食べたいとのサインを出したときに
良質の肉を「適量」食べることです。